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Page Index
●モジュールとプロセジャー
●オブジェクトとコレクション
●プロパティとメソッド
●オブジェクト【アプリケーション】
●オブジェクト【ブック】
●オブジェクト【シート】
●オブジェクト【RANGE】
●オブジェクト変数(SETステートメント)
●オブジェクトの記述の省略
●プログラムで使えるデータ【変数】
●プログラムで使えるデータ【定数】
●プログラムで使えるデータ【配列】
●演算子
●コメント
 
本章では、Excel/VBA の記述ルールやプログラムの操作対象となるオブジェクトについて説明します。
 
モジュールとプロセジャー ↑ このページの最初へ
【モジュール】
 VBAで作成したプログラムを管理するための入れ物。宣言文と複数のプロシージャーで構成されます。モジュールには以下の2種類があります。
標準モジュール 汎用的なプロセジャーを作成する場合に使用します。標準モジュールで宣言した変数・定数や作成したプロシージャは、すべてのモジュールで使用することができます
クラスモジュール ブック・シートなどのイベントプロセジャーを管理します。
 
【プロセジャー】
 VBAコードのひとつの単位。プロセジャーから別のプロセジャーを呼び出すことができます。プロセジャーを呼び出すときは引数を指定して値を渡します。プロセジャーには以下の3種類があります。
イベントプロセジャー 特定のオブジェクトの特定のイベントに応じて実行されるプロシージャでクラスモジュールで管理される。
Sub プロセジャー 単独で完結する処理などを記述。実行結果を返す必要がない処理に使用。
Function プロセジャー 実行結果を返す処理に使用。
 
オブジェクトとコレクション ↑ このページの最初へ
【オブジェクト】
 プログラム操作の対象になる『ブック』、『シート』、『セル』などをオブジェクトと言います。
 (Application、Workbook、Worksheet、Range)

【コレクション】
 同じ種類のオブジェクトの集まりをコレクションと言います。
 コレクションはひとつのオブジェクトのように扱うことができます。英語の複数形で表します。

  Workbooks(BookName).Activate
  Workbooks.Add
  ActiveWorkbook.Worksheets(1).
 
プロパティとメソッド ↑ このページの最初へ


【プロパティ】
オブジェクトが持つ属性(性質、特徴)の記述です。

(FontColorindex、FontSize)

【メソッド】
オブジェクトを動作させる記述です。メソッドは引数を持っています。 また、引数は必ず指定 しなければならないものと、省略可能なものがあります。

(Activate、Copy、Paste、Select)
 
オブジェクト【アプリケーション】 ↑ このページの最初へ
Application オブジェクトは Excel アプリケーションを表し、他のすべてのオブジェクトの親になります。このオブジェクトのメンバは、通常、Excel 全体に適用されます。このオブジェクトのプロパティとメソッドを使用して、Excel の環境を制御できます。

  'ウインドウを消す
  Application.Visible = False

  'Excel を終了する
  Application.Quit
 
オブジェク【ブック】 ↑ このページの最初へ
ワークブックを表します。

  ThisWorkbook
  ActiveWorkbook
 
オブジェク【シート】 ↑ このページの最初へ
ワークシートを表します。

  Worksheets
  ActiveWorksheet
  Worksheets(1)
 
オブジェク【RANGE】 ↑ このページの最初へ
セル及びセル範囲を表します。

  Range("A1")
  Range("A1:C3") 
'連続したセルの参照
  Range("A1, C2, D5") '離れたセルの参照
  Cells(2, 3) '単一セルの参照
 
オブジェクト変数(SETステートメント) ↑ このページの最初へ
ワークブックやワークシートなどのの「オブジェクトへの参照を代入します(アドレスを持ちます)。オブジェクト変数は4バイトの領域を持ちます。

 ex.

   
Dim WBK As Workbook  '変数WBKをワークブックを参照できるオブジェクト型で宣言
   
Set WBK = Workbooks("Book1.xls")  '変数WBKにWorkbooks("Book1.xls")への参照を代入する

   
Dim Newbook As Workbook
   
Set Newbook = Workbooks.Add

   
Set Newbook = Nothing  '参照をクリアします

変数を使うことで、「Workbooks("Book1.xls")」などの記述を省略できます。
 
オブジェクトの記述の省略 ↑ このページの最初へ
ひとつのオブジェクトに対して複数のメソッドやプロパティを指定する場合、対象となるオブジェクト名を省略する記述法です。

  With オブジェクト名/ユーザー定義型変数名
    操作
  End With

ex.
  
'省略形を使用しない場合
  Range("A1").FontColorindex = 3
  Range("A1").FontSize = 20

  '省略形を使用した場合
  With Range("A1")
   .FontColorindex = 3
   .FontSize = 20
  End With
 
変数 ↑ このページの最初へ
【Publicモジュールレベルの宣言】
プロジェクト内のどのモジュールでも有効
Public 変数名 As String

【Privateモジュールレベルの宣言】
同じモジュール内のどのプロセジャーでも有効
Private 変数名 As String

【プロセジャーレベルの宣言】
プロセジャー内でのみ有効
Dim 変数名 As String

【変数の型】
バイト型           Byte
整数型            Integer
長整数型           Long
単精度浮動小数点型   Single
倍精度浮動小数点型   Double
通貨型            Currency
日付型            Date
文字列型           String
ブール型           Boolean
バリアント型         Variant  型を規定しないデータ型(配列の宣言で指定することが多い)
オブジェクト型        Object、Control、Workbook、Worksheet、Range・・・・
ユーザー定義型
 
定数 ↑ このページの最初へ
【定数の宣言】
Const 定数名 As 型 = 定数

ex
 Const A As String = "AAA"


改行マーク
 CR = Chr(13) '改行コード for Macintosh
 LF = Chr(10) '改行コード for Unix/Linux、UTF-8他
 CRLF = Chr(13) & Chr(10) '改行コード for Windows

  ※メモ帳(Microsoft)    
    ・メモ帳はUTF-8を認識するが、改行コードは文字化けする
    ・LFはメモ帳で開くと"↑"と表示される
 
配列 ↑ このページの最初へ
【静的配列】
要素の個数が定まっている配列

ex
Dim AAA(9) As String         '10の要素で構成(インデックス番号の既定値は0
Dim AAA(9,10) As String        '10×11の要素で構成インデックス番号の既定値は0


Dim AAA(1 To 10) As String
       ''10の要素で構成(このケースではインデックス番号の既定値は1

【動的配列】
宣言時に要素の個数が定まっていない配列。インデックス番号の既定値は0

ex
Dim AAA() As String      '宣言時の要素数は未定
ReDim AAA(5)             '実行時に5個の要素で構成する配列として宣言しなおす(0オリジン)
ReDim Preserve AAA(10)    '10個の配列に宣言し直す。これまでのデータは保持される(0オリジン)

配列の中身をArray関数を使ってまとめて指定

ex

Dim AAA As Variant 'Array関数を利用する場合はデータの型をVariantとする。インデックス番号の既定値は0
AAA = Array("東京", "大阪", "名古屋")

配列のインデックス番号を関数で取り出す

ex

min = LBound(AAA )             '配列AAAの最小インデックス番号
max = UBound(AAA )             '配列AAAの最大インデックス番号
 
演算子 ↑ このページの最初へ
算術演算子          ^(べき乗)、−(マイナス)、*(乗算)、/(除算)、¥(商)、Mod(余り)、
                 +(加算)、−(減算)
文字列連結演算子      &
比較演算子          =、<>、<、>、<=、>=、
Like演算子          Like        '正規表現に似たマッチングを行う
Is演算子            Is
論理演算子          Not,And、Or、Xor、Eqv、Imp
 
コメント ↑ このページの最初へ
文字の先頭にシングルクオテーション『'』を付ける

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