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| ※本サイトに掲載する情報・データはあくまで一般情報であり、個別の患者さんとその治療に関して特定の治療法などを推奨するものではありません。治療に関しての判断は、主治医などの医療者とご相談のうえご自分でなさってください。 |
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| 最新治療に使う抗がん剤のほとんどは海外製です。 中外製薬は2007年6月、「アバスチン(商品名)」と呼ぶ大腸がん向け抗がん剤が発売しました。将来、世界売上高が年間1兆円を超す」ともされる、体の免疫反応を利用する抗体医薬というバイオ技術を応用したものですが、開発したのはロシュグループの米ジェネンテック社。米国で1000億円以上の売り上げ実績を持ちます。 欧米ではロシュはもとより、米ファイザーやブリストル・マイヤーズスクイブなども、抗がん剤に早くから着目しています。理想的な治療薬がなく、患者の満足度が低い分だけ市場を開拓できると判断し、最新のバイオ技術を駆使して開発してきました。がん細胞に現れる特定の分子だけたたく分子標的薬の開発を強化、市場を切り開いてきました。 武田薬品は2006年、新たに大腸がんや膵臓がんなど6分野に注力する方針を打ち出しましたが、特効薬と期待される分子標的薬や抗体医薬の開発は、手を着けたばかりです。日本の製薬会社は、生活習慣病治療薬の開発を優先し、抗がん剤分野に注力してきませんでした。 しかし、ここにきて、武田薬品は、ミレミアムファーマシューティカルを9500億円で買収、エーザイはMGIファーマを4300億円で買収するなど、国内の大手製薬会社は海外のバイオベンチャーを活発に買収し、パイプラインの充実を図っています。 がん関連薬は医薬品市場全体の成長率7%を上回る18%で拡大しており、医薬品市場の中でも最も成長率が高い存在になっています。米専門誌ネイチャーレビューズドラッグディスカバリーでは、2003年に300億ドル(3兆5000億円)だった世界市場が2008年には、593億ドル(7兆円)に倍増すると予想しています。 米国で開発中の抗がん剤は約650品目。特にバイオ技術を応用した抗体医薬は160品目。一方、日本国内での抗体医薬の開発品目は十分の一にとどまっています。フランスのサノフィ・アベンティスに抗がん剤を提供する大鵬薬品工業、がんの増殖を抑える分子標的薬を米国で臨床試験中のエーザイなどの企業もありますが、まだごく一部です。 欧米の製薬会社は、ジェネンテックをはじめとする有力バイオベンチャーを囲い込み、新たな抗がん剤市場を開拓してきました。日本企業が抗がん剤市場の主役になるには、長期的な戦略で競争力を向上していくことが課題になります。大学や研究機関で生まれた創薬のシーズを育て、抗体医薬などバイオ医薬品の製造技術を磨く努力が欠かせません。 |
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| がんに関する統計 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 世界の抗がん剤売上ランキング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ※植物由来 植物の成分から抽出したもの。人体へのなじみがよく、副作用が小さいのが特徴。 ※分子標的治療薬 がん細胞のみを標的にして作られた医薬品。 ※タキサン系の抗がん剤 細胞の分裂に必要な*微小管(チューブリン)の働きを阻害し、がん細胞の分裂を防ぎ、最終的にがん細胞の死滅につながると考えられています。 |
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| 患者のためのがんの薬事典 がんサポート情報センター 開発中の抗がん剤 がんナビ |
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| 抗悪性腫瘍薬の臨床評価方法に関するガイドライン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (平成17 年11 月01 日 薬食審査発第1101001 号)より抜粋 第T相試験 第T相試験は非臨床試験成績を基に治験薬を初めてヒトに投与する段階である。非臨床試験で観察された事象に基づき、用量に依存した治験薬の安全性を検討するのが主な目的で、治験薬の投与経路、投与スケジュール、最大耐量(MTD)又は最大許容量(MAD)、用量制限毒性(DLT)、薬物動態と毒性の関連性、第U相試験における推奨用量を求める。(一般的な薬剤の第T相試験は、健常成人男子ボランティアを対象として行うが、)毒性が強い抗悪性腫瘍薬の第T相試験では、健康な人ではなく、がん患者を対象とすべきである。また、一般的に認められた標準的治療法によって延命や症状緩和が得られる可能性のあるがん患者を対象とすべきではない。 第U相試験 第U相試験は、特定の癌腫に対する有効性、安全性を評価するために実施される試験で、対象とする癌腫における治験薬の臨床的意義のある治療効果(通常、腫瘍縮小効果)、及び安全性を評価する。 第V相試験 第V相試験は、より優れた標準的治療法を確立するために行われる臨床試験である。第U相試験において安全性と腫瘍縮小効果、又は何らかのメリット(症状緩和効果等)が確認された新規抗悪性腫瘍薬の単独又は併用療法と適切な対照群との比較試験である。患者数が多い癌腫(非小細胞肺癌、胃癌、大腸癌、乳癌等)を対象とした抗悪性腫瘍薬では、それぞれの癌腫について延命効果を中心に評価する第V相試験の成績を承認申請時に提出することを必須とする。 |
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| 新たな治療法 免疫療法(がんワクチン療法) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 正常細胞にはなく、がん細胞だけにあるがん抗原をワクチンとして体内に注入し、それを認識した人体が抗体を作ってがん抗原を攻撃するという、人体の免疫反応を利用した仕組みです。 国内ではようやく臨床試験がはじまったばかりの治療法です。活性化自己リンパ球移入療法や樹状細胞療法などと組み合わせることで、より効果的な治療ができるのではと考えられています。 |
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| 製薬会社の情報サイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| コホート研究 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 参考情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 国際糖尿病連合の集計によると糖尿病の患者数は、全世界で3億人に迫っており、2030年には4億3500万人に増えると予測されています。国内患者数は推定で740万人、疑わしい人を含めると1620万人にのぼり、この30年間で30倍に膨らみました。 糖尿病には若年者に急激に発症する1型と、食事や運動などの生活習慣が関係するとされる2型などがあり、2型は日本人の糖尿病の9割以上を占めています。 糖尿病で恐ろしいのは、慢性合併症。足や手の先がしびれ、やがて組織の壊疽(えそ)にもつながる「神経障害」、眼底出血や網膜はく離などを起こし失明に至る「網膜症」、腎臓のろ過機能が低下し最終的には人工透析が必要になる「腎症」が三大合併症です。 糖尿病は、遺伝病や一部のがんのように特定の遺伝子の異常によって発症するのではなく、10〜15年の生活習慣と遺伝子要因が重なり初めて起きます。 インスリンは、膵臓にあるランゲルハンス氏島・B細胞から分泌され、血液中のブドウ糖を細胞内に送りエネルギーに変えたり、余分なブドウ糖を貯蔵したりして、血糖値を下げるホルモンです。。糖尿病とは、インスリンの分泌に障害が起こって、エネルギー源となる糖分の利用が十分に行えず、血糖(血液中の糖分)が上がりすぎてしまう病気です。 糖尿病治療薬は大きく分けて血糖値を調節するインスリンホルモンの投与と、飲んで血糖値を下げる薬があります。インスリン投与は主に、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)のβ細胞が自己免疫反応などにより壊された1型糖尿病患者向け。血糖降下薬を服用するのは、過食や運動不足、加齢などが重なり発症する2型糖尿病患者です。全体の約95%を占めます。 糖尿病治療薬の世界市場規模は200億ドルを超えるとされ、今後も年率10%近い伸びが見込まれます。 治験薬年報 アイ・レポート2008 シーマサイエンスジャーナル |
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| スルフォニル尿素系薬剤(SU) :インスリン分泌促進 β細胞を刺激してインスリン産生を促します。 |
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| ビグアナイド系薬剤(BG) :インスリン抵抗性改善 主に筋肉でのインスリンの効きをよくして筋細胞にブドウ糖を取り込みやすくして血糖値を下げる薬です。肝細胞や脂肪細胞にも働いて、血中に流れている余分な糖分を取り込みやすくします。 メトホルミン塩酸塩は、1961年に国内承認を取得したビグアナイド系経口血糖降下剤です。現在は2型糖尿病の治療に用いられていますが、1977年からは、「SU剤が効果不十分な場合あるいは副作用等により使用不適当な場合に限る」という使用制限が加えられておりました。 一方、欧米では、メトホルミン塩酸塩の有用性を示す多数の臨床成績が集積されており、かつ、日本のような使用制限はなく2型糖尿病治療の第一選択薬に位置付けられ、幅広く処方されています。 |
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| α-グルコシターゼ阻害剤(α-GI) :食後過血糖改善 小腸粘膜に存在するαグルコシダーゼという酵素は、砂糖や炭水化物をブドウ糖に分解する働きをしています。この薬は、そのαグルコシダーゼの働きをじゃますることで、ブドウ糖への分解を遅らせます。その結果として、ブドウ糖の体内への吸収がゆっくりになり、食後過血糖が抑えられます。 |
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| 速効型インスリン分泌促進薬 :インスリン分泌促進 膵臓のβ細胞を刺激することによりインスリン分泌を促進する糖尿病治療薬です。従来のインスリン分泌促進薬(SU薬)に比べ、服用後速やかに効果を発現することから、インスリン分泌を自然なパターンに近づけて食後高血糖を改善します。作用持続時間が短いため、従来のSU薬に比べ低血糖を惹起しにくく、また膵臓のβ細胞の疲弊を軽減することが期待されています。 インスリン製剤の超速効型は、注射後10〜20分で効果が表れます。以前の速効型は注射後、作用するまでに約30分かかり、食前の注射と食事の時間にずれが生じると、食後の高血糖状態をうまく改善できないことや、逆に血糖値を正常時よりも下げてしまう場合がありました。 インスリンは21個のアミノ酸からなるA鎖と、30個のアミノ酸からなるB鎖が結合したポリペプチド。超速効型はアミノ酸配列の一部を変えて吸収されやすくした。2001年からデンマークのノボノルディスクが「ノボラピッド」を、米イーライリリーが「ヒューマログ」を日本で販売しています。 |
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| 超持続型インスリン製剤 皮下からの吸収がおだやかであるため、従来の中間型インスリン製剤に比べて血中インスリン濃度のパターンにピークがありません。また、ほぼ一日にわたって作用が持続し、夜間の低血糖が少ないという特徴があります。 |
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| インスリン抵抗性改善薬 アバンディア(GSK)とアクトス(武田)はインスリン抵抗性改善薬と呼ばれ、脂肪細胞のインスリンへの感応度を高めます。安全性の確保が難しく欧米大手は相次いで開発に失敗し、現在は2剤しか販売されていません。 1999年に発売した武田の「アクトス」の評判が高い。売り上げは世界で2000億円を超え、同社の収益の柱に育ってきました。開発時には不明だった作用機序の解明が進み、アクトスが核内受容体(PPARγ)と強く結合することが分かってきました。PPARγは、脂肪細胞の分化を促すが、それによりインスリンの利きが悪くなった大型の脂肪細胞が、インスリンが利きやすい小型の脂肪細胞に変化するとされています。また脂肪細胞は様々な生理活性物質(アディポカイン)を出し、その中にはインスリンへの抵抗性を高める「悪玉」と、インスリンの感受性を高める「善玉」があります。PPARγは、善玉の産生を増やしてインスリンを利きやすくする作用があるようです。 |
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| DPP4阻害剤((ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害薬) 最近は、新しい作用の経口薬開発が進んでいます。SU薬は長期間使用しているとβ細胞が疲弊しインスリンを作れなくなりますが、DPP4阻害剤はその心配が少ないとされています。 インスリン分泌に関与する消化管ホルモンはインクレチンと総称されますが、その1つであるGLP‐1(Glucagon‐like peptide‐1)は血中グルコース濃度依存的なインスリン分泌作用を有しています。DPP‐4は、GLP‐1を加水分解し不活性化する酵素で、その阻害作用により血中GLP‐1の活性は保持され、インスリン分泌が亢進されます。DPP‐4阻害剤は、既存の糖尿病治療薬とは異なり血中グルコース濃度依存的なインスリン分泌促進作用を有し、低血糖発現が少ない治療薬として期待されます。 ・次世代糖尿病治療剤 DPP4阻害剤、SGLT阻害剤開発佳境 |
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| GLP-1受容体アゴニスト 現在国内で承認されている糖尿病治療薬とは全く異なる作用機序で血糖降下作用を示す新しいクラスの薬剤です。GLP-1はヒトの体内に自然に存在する小腸から分泌される消化管ホルモンで、血糖値に応じてインスリン分泌を促進します。 *「アゴニスト」とは、生体内の受容体に働いて、神経伝達物質や ホルモン などと同様の作用を発現する作動薬。 |
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| SGLT2阻害剤 SGLT2阻害剤の特徴としては、尿糖排泄作用により高血糖を改善する。体重減少効果や血圧降下作用などが期待できる。インスリンを介さないため低血糖のリスクが低く、また、他の経口血糖低下剤やインスリンと併用する事が可能などがあります。 |
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| ※SGLT1(Sodium-dependent Glucose Transporter 1): 糖の生体内での輸送にかかわる糖トランスポーターの一つ。小腸に多く存在しており、消化管での糖吸収の主要な役割を担っています。SGLT1阻害剤は、SGLT1の働きを直接阻害して糖の消化管吸収を抑制します。 ※SGLT2(Sodium-dependent Glucose Transporter 2): 糖の生体内での輸送にかかわる糖トランスポーターの一つ。腎臓に特異的に存在しており、腎臓での糖再吸収の主要な役割を担っています。血中の糖は一旦腎臓でろ過され尿中に移行しますが、SGLT2が血液中に糖を戻します。 |
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| 配合剤 2種類以上の成分を一つの製剤に配合するもので、別々に服用するより、服薬利便性を高め、飲み忘れも少なくすることができます。配合剤は製法が複雑で、ジェネリックメーカーのどこでも簡単に追随できるものではないので、特許切れの先発薬と特許が切れていない自社製品を組み合わせて販売することで、自社製品の製品寿命を長くすることが試みられています。 |
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| 参考になるサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 血圧は年齢ととも上昇し、40代では4人に1人、60代では2人に1人が高血圧になるとされており、高齢になるほど高血圧になりやすい。高血圧は心臓病や脳血管障害などの様々な病気の元となるため、現在大変に重要な薬となっています。 1980年代の高血圧治療薬はカルシウム拮抗薬とベータ遮断薬でしたが、1990年代には、さらにアンジオテンシン(ACE)変換酵素阻害薬が加わり、現在はそれにアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)が登場しました。 現在最も多く高血圧治療に使われるカルシウム拮抗薬は、血管を拡張する作用を持ちます。服用するとすぐに血管が拡張するので血圧が低下。効果がすぐに表れ、医師も使いやすいという特徴があります。 これに対しARBはカルシウム拮抗薬のように急速に血圧が下がるタイプの薬ではありませんが、腎臓の保護作用に優れるなど副作用は少なく、ほかの治療薬よりも患者に受け入れられやすいといわれています。そのため近年そのシェアを急速に拡大しています。また、この二種類の薬剤は医師の判断で併用する場合も多い。 |
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| アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB) アンギオテンシンII受容体は、主に血管の筋肉に存在するタンパク質です。アンギオテンシンII受容体は、アンギオテンシンIIというタンパクが結合することで活性化され、血管を収縮させるのに必要な信号を発します。
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| Ca拮抗薬(CCB) Ca拮抗剤は血管平滑筋の電位依存性CaチャンネルでのCaイオンの細胞流入を抑制し、細胞内遊離Caイオン濃度を低下させることにより血管を拡張させ、降圧作用を発揮します。 |
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| 直接的レニン阻害剤(DRI) レニン・アンジオテンシン・アルドステロン・システム(RAAS)の起点に位置するレニンを直接的に阻害する新しい作用機序を持つ薬剤です。 レニンは高血圧と臓器障害を引き起こす原因となる酵素です。 |
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| 配合剤 2種類以上の成分を一つの製剤に配合するもので、別々に服用するより、服薬利便性を高め、飲み忘れも少なくすることができます。配合剤は製法が複雑で、ジェネリックメーカーのどこでも簡単に追随できるものではないので、特許切れの先発薬と特許が切れていない自社製品を組み合わせて販売することで、自社製品の製品寿命を長くすることが試みられています。 |
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| 血液中にはリン脂質、トリグリセリド(中性脂肪)、コレステロールなどの脂質が存在しています。この脂質の量が異常に増えた状態を「高脂血症」といいます。高脂血症そのものに自覚症状はほとんどありませんが、致命的な病気に直接つながっていくため、早めの治療や予防は非常に大切です。 コレステロールは、人体を構成する細胞膜を造るほか、からだの調子を整えるホルモンや、食物中の脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸の材料となるなど大切な働きを担っています。 コレステロールは、その分類からLDLコレステロールとHDLコレステロールの2種類に分けられ、これらをあわせたものを総コレステロールといいます。 増えすぎると体に悪影響を及ぼすのは、LDLコレステロールです。悪玉コレステロールとも呼ばれ、肝臓で合成されたコレステロールを細胞に送る働きをしますが、増えすぎると血管壁にたまり、動脈硬化を進めます。 一方、HDLコレステロールは、善玉コレステロールとも呼ばれ、血管壁に過剰にたまったコレステロールを肝臓に送る働きをしています。 中性脂肪は、皮下や内臓の周囲に多く、人間が生きていくためのエネルギー源として蓄えられています。皮下の中性脂肪(皮下脂肪)には、寒さから身を守る保温作用があります。内臓のまわりについた中性脂肪(内臓脂肪)は、骨や筋肉、内臓などを衝撃から守るクッションの役割を果たしています。このように、中性脂肪は人間が生きていくうえで大切なものなのですが、余分なエネルギーがからだの中に増えすぎると、必要以上に皮下や内臓のまわりに脂肪が蓄積されて肥満の要因になります。 また、中性脂肪の増加はコレステロールに大きな影響を与えます。中性脂肪はHDLコレステロールを減少させるため、血管壁のコレステロールを取り去ることができなくなってきます。さらに、LDLコレステロールを、より血管壁に沈着しやすい小型で酸化したものへ変化させ、動脈硬化を進める一因となります。 高脂血症の予防には、食事の量や内容を見直し、運動を生活に取り入れるなど、ライフスタイルを改善することが重要です。食事療法や運動療法を行っても思うように効果が得られないときには、薬物療法を行います。 |
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| コレステロール「悪玉」を基準に診療指針を改定 日本動脈硬化学会は脳梗塞(こうそく)や狭心症など動脈硬化性疾患の予防や治療に使う診療指針を2007年4月に改定する。従来使っていた総コレステロールにかわり「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールを原則として判断基準にする。安易な投薬治療を抑制するのが狙い。影響を受ける患者や動脈硬化の予備軍とされる人は2000万人程度いるとみられる。 2002年に策定した現行指針は血液1デシリットル当たりの総コレステロール220ミリグラム以上を動脈硬化によって様々な病気を引き起こしやすい「高コレステロール血症」としている。これを悪玉コレステロールが同140ミリグラム以上と変更する。 総コレステロールを基準にすると、日本人に多い、動脈硬化を防ぐ善玉の「HDLコレステロール」値の高い人も治療対象になり、不要な投薬治療につながる恐れがあると指摘されている。 診断指針を投薬治療の開始基準と認識している医師もいることから、解説の中で、食事内容や禁煙の指導を治療の中心にすることを明記。高血圧や喫煙といった危険因子が二つまでの低リスク患者は、3〜6カ月間指導しても改善しない場合に投薬を検討するとした。 |
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薬効による分類
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| スタチン系薬(HMG-CoA還元酵素阻害剤) 世界で7剤が、100カ国以上で販売されています。7剤の年間売上は3兆2千億円に達しています。 主にLDLコレステロールを低下させます。肝臓でのコレステロール合成を阻害します。
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| フィブラート系薬 現状はスタチン系薬が主流となっていますが、フィブラート系薬は、中性脂肪の低下傾向が大きいとされています。 主に中性脂肪を低下させます。
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| 陰イオン交換樹脂 主にLDLコレステロールを低下させます。
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その他
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| 肥満症は、全世界で4億人以上が罹患し、いくつかの疾患の罹患リスク上昇と関連する慢性疾患です。米国肥満学会によると、肥満症は米国において2番目に回避可能な死亡原因とされています。米国では体重過多および肥満症およびその関連疾患の治療に要する総コストは年間で1,400億ドルに達しています。肥満症は、先進緒国や発展途上国で急速に増加しており、大きな社会問題となってきています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 製薬会社の情報サイト(生活習慣病) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 参考になるサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 過活動膀胱は、蓄尿障害を示唆する症状症候群で、尿意切迫感を主訴とし、通常これに頻尿や夜間頻尿を伴い、場 合によっては切迫性尿失禁を伴います。トイレの不安のために外出を控えたり、夜間の睡眠が充分に取れなかった りと日々の行動が制限され、患者さんのQOL が著しく低下してしまうことがOAB の大きな問題となっています。 日本排尿機能学会の疫学調査によると、40 歳以上の男女全体の12.4%、約810 万人が日本における過活動膀胱の 潜在患者であると推定されています。 |
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| 尿が出にくい(排尿困難、尿がもれる、尿が出る回数が多い(頻尿)、尿が出る時に痛い(排尿時痛)といった症状は、排尿障害としてまとめられます。 尿が出にくい、頻尿があるという場合は、高齢男性では前立腺肥大症、あるいは膀胱を支配している神経に異常がある神経因性膀胱が考えられます。 |
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| 痛風は尿酸血症の沈着により激痛を伴う痛風関節炎の症状がよく知られていますが、血清尿酸値をコントロールせずに尿酸血症を放置すると、痛風結節、尿路結石を含む腎障害に進行していく慢性疾患です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ※キサンチンオキシダーゼ:痛風の原因となる尿酸生成合成酵素 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 抗生物質とは、微生物が産生し、ほかの微生物の増殖を抑制する物質の総称。抗生物質を含む抗菌剤は、細菌が増殖するのに必要な代謝経路に作用することで細菌にのみ選択的に毒性を示す(人体への毒性はそれに比べはるかに小さい)化学物質です。 世界で最初に抗生物質が発見されたのは1929年のことです。A.Flemingによって青カビから単離されたPenicillinが最初です。この発見を契機としてさまざまな抗生物質が探索・合成されるに至りました。 抗生物質がもっとも威力を発揮するのは感染症に対してです。昔は現在ほど医学が発達しておらず、赤痢・結核・コレラなどに代表される感染症は脅威とされてきました。優れた抗生物質が発見・開発により、今日では感染症で死亡する人はかなり少なくなっています。 最近では科学の進歩によって、微生物を介さずに抗菌力を持った薬剤を合成することが可能となり、こうした化合物では抗生物質の定義から外れるために、「抗菌剤」という呼び方をすることもあります。さらに厳密に言えば抗生物質も抗菌剤に含まれることになり、これらを一まとめに「抗菌剤」と呼ぶことも多いものです。 風邪に伴う気管支炎などを抑える経口型の抗菌剤は作用メカニズムによってセフェム系、ニューキノロン系、マクロライド系が大半を占めます。セフェム系は塩野義製薬の「フロモックス」が、ニューキノロン系は第一三共の「クラビット」が圧倒的なシェアを持っています。マクロライド系は大正富山医薬品の「クラリス」が代表的な製品です。 国内の抗菌薬市場は5,000億円弱(後発薬除く)と言われていますが、毎年数%のペースで縮小しています。 |
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| インフルエンザウイルスは元々鴨など鳥類の腸内ウイルスが起源であり、感染したアヒルやニワトリなどの家禽から、通常ブタを介して人に感染致します。感染力が大変強く、飛沫感染により潜伏期間1〜2日を経て発病、低温・低湿度の冬季に大流行します。 世紀の四大流行といわれるものに、1918〜1919 スペインかぜ、1957〜1958 アジアかぜ、1968〜1969 香港かぜ、1977〜1978のソ連かぜがあり、このうち、スペイン風邪は、6億の人が罹り、2300万人が死亡、わが国でも人口の半数近くが罹り、38万人が亡くなりました。人々が免疫を持たない新型インフルエンザが発生すると、このように一大脅威となります。 インフルエンザには、ウイルス表面突起の抗原性の違いによるA型、B型、C>型があります。C型は、稀に小児期に重症化することがありますが、成人では症状が軽く、いずれにもあまり問題になりません。 インフルエンザ(特にB型)は、若年者に多く感染する傾向があります。 |
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| 20世紀に大流行した新型インフルエンザ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 季節性インフルエンザ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 季節性ウイルスには「Aソ連型」「A香港型」「B型」の3種類があります。日本では年間1万人前後が死亡。近年の死亡者の8割以上は65歳以上の高齢者です。米国では毎年平均して約3万6000人が、通常のインフルエンザにより死亡。全世界ではその数は、推定で25─50万人に達するといわれています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 抗インフルエンザ薬(販売中) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本では1988年にアマンタジン(シンメトレル・内服)がインフルエンザ治療薬として認可されました。ただし、A型インフルエンザのみにしか効果がありません。次いで2001年にインフルエンザウイルスが細胞から細胞へ感染、伝播することを阻害する薬剤オセルタミビル(タミフル・内服)、ザナミビル(リレンザ・吸入)が保険適応となりました。3剤とも発症後48時間以内に服用しないと効果がありません。 日本を含む世界各国は現在、世界保健機関(WHO)が2005年に作成した「世界インフルエンザ事前対策計画」を基に、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が人に感染する新型インフルエンザの流行に備えて、人口の25%前後のインフルエンザ治療薬の備蓄を進めています。 |
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| 抗インフルエンザ薬(開発中) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 日本のワクチンメーカー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| プレパンデミックワクチン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 「新型インフルエンザ用のワクチン」は、新型インフルエンザウイルスが発生しないと製造することができません。現時点では、新型インフルエンザウイルスが存在しないため、ワクチンもありません。しかし、日本を含む先進工業国では、これまでの鳥からヒトへ感染した事例から分離されたウイルスを元にワクチン用に開発された種ウイルスから、A/H5N1亜型のインフルエンザウイルスに対するワクチンを開発しています。このワクチンは「プレパンデミックワクチン」という位置づけになり、新型インフルエンザ用のワクチンではありません。 実際にはパンデミックになった際に、そのときのウイルスを使用して製造される「パンデミックワクチン」が必要となります。 しかしながら、パンデミックワクチンはあくまでパンデミックが発生してからでないと製造できませんし、その製造には、ウイルスが発見されてから少なくとも6カ月間かかります。このため、最初のパンデミック第一波には間に合わないので、状況によっては、少なくとも基礎免疫をつけることができる「プレパンデミックワクチン」を接種することも考えられています。 |
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| 参考になるサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 用語説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 国連合同エイズ計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)が発表した推計では、エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している人の数は2008年末現在、3340万人に達しています。 ただし、過去のデータを新たな推計手法で分析すると、年間の新規HIV感染者数は1996年の350万人をピークに年々、減少していることも分かっています。世界がエイズ対策に力を入れてきた成果がようやく表れてきたということだでしょう。 新規感染は減っているのに世界全体のHIV陽性者数が増えているのは、新規の感染がエイズによる死者数を上回っているからです。2008年の場合、年間の新規感染者数270万人に対し、死者は200万人だったから、地球上でHIVに感染して生きる人の数は1年間で70万人増えたことになります。 |
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| ※インテグレース阻害薬について インテグレース阻害薬は新しいクラスの抗HIV薬であり、ウイルスDNAがヒトT1リンパ球の染色体DNAに組み込まれるのを阻害することにより、HIVが複製するのを防ぎます。このインテグレーションの過程は、HIVお複製に不可欠です。インテグレース阻害薬はそのユニークな阻害機序とHIVの薬剤耐性化に対処して新しい治療法を確立するために大きなl興味をもたれておりり、今日、インテグレース阻害薬は最も活性の強い抗HIV薬の1つとして、また副作用の少ない薬剤として認められています。 ※(非核酸系)逆転写酵素阻害剤について 核酸に似た構造を持たない逆転写酵素阻害剤のこと。逆転写酵素に結合し、活性部位の立体構造を変えることにより酵素の阻害効果を発揮します。(非核酸系)逆転写酵素阻害剤は単剤でも非常に強力にHIVの増殖を抑制します。しかしわずか1ヶ所の遺伝子変異で耐性となり、しかも短期間におこる。従って併用療法が基本です。 |
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| 現在、日本では約150 万〜200 万人のC型肝炎ウイルス感染者がいると推定され、また肝細胞癌患者の約80%はC型肝炎ウイルスの感染者であることがわかっています。 C型慢性肝炎の根治療法としてインターフェロン製剤が広く用いられており、その使用にあたっては厚生労働省から「肝硬変を含めたウイルス性肝疾患治療の標準化に関するガイドライン2009」が示され、難治例と判断された症例に対しては、ペグインターフェロン アルファ製剤とリバビリンとの併用療法が推奨されています。 国立国際医療センター 肝炎情報センター |
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| 花粉症は1960年代から増え始め、現在では日本人の約2割、、約2400万人が花粉症患者であると言われています。原因となる花粉は日本ではスギやヒノキが多いのですが、イネ科やキク科など50種以上の植物による花粉症が確認されています。 スギによる花粉症が日本で急増している原因としては、第二次世界大戦後に木材用として都市近郊に植えられたスギが、安い海外からの木材が使われるようになったことなどで切られないまま大量に残り、ちょうど開花時期を迎えていることや、自動車などの排ガスに含まれる細かい粒が花粉と結びつき、症状を引き起こす説などが指摘されています。 花粉症の医療費は2000億円、医療費以外の、市販薬や、マスク、甜茶などいわゆる花粉症市場は1000億ともいわれています。花粉症向け薬品の市場は成長が見込め、製薬企業は新薬の開発体制を強化しています。 |
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| 海外の事情 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 人口の1割超の4000万人が花粉症とされる米国では、晩春から初夏にかけてはムギやイネ科の植物、夏から秋口にかけては道端のブタクサが花粉を飛ばします。花粉シーズンは暖冬と猛暑によって徐々に通年化しつつあります。 仏ではでは人口の約2割が花粉症などに苦しんでいるそうです。欧州諸国ではイネ科の植物が中心。ハンノキ、ポプラ、スギやハンノキ、カバノキなどが花粉を飛ばします。スペインやイタリアも花粉量が多く、セルビアなど中東欧も含め、欧州全域が花粉の影響を受けつつあります。 19世紀初頭の英国で、干し草を扱う農家の人々が症状を訴えたのが花粉症の最古の例の一つとされ、欧米では今でも花粉症を「枯れ草熱」(hay fever)と呼ぶそうです。 |
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| 花粉症のメカニズム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 花粉が体に入ると、体内の免疫反応で花粉に含まれる成分を異物(抗原)と認識してIGE抗体という特殊なタンパク質ができます。この抗体がたまると、再び体内に入ってきた花粉とくっつき、炎症を引き起こすヒスタミンなどの物質を放出します。これが目や鼻の粘膜に作用し、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどを引き起こします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 抗ヒスタミン剤 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 病院で最近処方される抗ヒスタミン剤は第2世代と呼ばれ、市販薬に配合される旧世代のものよりずっと眠くなりにくくなっています。中でも注目度が高いのは、2004年秋に発売されたシェリング・プラウ社の「クラリチンレディタブ錠」です。一般的に抗ヒスタミン剤の服用後は自動車の運転を避けるべきとされていますが、この薬はサノフィ・アベンティス社の「アレグラ」とともに、添付文書でも特に注意喚起はされていません。水なしで飲める便利さや、一日一回の服用で済むことも受けています。 アレグラ(サノフィ・アベンティス) 2000年11月発売、国内シェアトップ。飲んでも眠くなりにくい。 クラリチンレディタブ錠(シェリング・プラウ) 2004年11月発売 水なしで飲める。口に入れると1秒で溶ける。 アレグラ同様、眠くなりにくい。 |
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| 根治療法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 減感作療(げんかんさ)法は、花粉のエキスを注射してアレルギー反応を弱める免疫療法の一種で、現在唯一の根治療法です。有効性は7〜8割と高いのですが2〜3年以上続ける必要があり、ごくまれに起きる重篤な副作用を恐れ、避ける医師が多いといわれています。これに対し「舌下」療法は注射より多くのエキスを投与でき、治療をやめても3年間は効果が続きます。重い副作用が少なく、患者の負担も小さいので小児にも使いやすいといわれています。 免疫・アレルギー研究と花粉症対策の最前線 BTJジャーナル、2007/2 No.014 花粉症のもと食べれば症状和らぐ 東京都が研究 asahi.com、2009/11/4 |
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| 製薬会社の情報サイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 参考になるサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 現在、日本全国で関節リウマチに悩む患者は100万人ともいわれ、その数は高齢化にともない年々増加する傾向にあります。男女の割合は1対4と圧倒的に女性に多く、発症年齢は30〜50歳代、とくに40歳代がもっとも多いことがわかっています。 関節リウマチ治療は、生物学的製剤の登場で寛解を目標とすることが可能になり、大きく進歩しました。市場に占める生物学的製剤の割合も年々高まっており、2008年には68%となりました。 生物学的製剤以外の抗リウマチ剤では、関節リウマチ治療の第一選択薬として推奨されている免疫抑制剤のメトトレキサートが、生物学的製剤との併用療法により実績を伸ばしています。抗リウマチ剤市場は今後も生物学的製剤が牽引し、上市される新たな生物学的製剤も含め競争激化が予測されます。 |
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| 生物学的製剤 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 免疫抑制・調整薬 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (神経変性疾患) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 高齢化社会に突入したわが国では、約100万人を超す人々が認知症疾患に見舞われています。この疾患に対する対策が急務の課題となっています。認知症患者の約半分にあたる人々がアルツハイマー病とされ、依然として増加傾向にあります。 このアルツハイマー病はベータ(β)セクレターゼ(BACE1)とガンマ(γ)セレクターゼと呼ぶ2つの酵素が、アミロイド前駆体タンパク質(APP)を切断し、老人斑を構成するアミロイドベーターペプチド(Aβ)をつくることが原因と考えられています。治療薬の開発もこの2つの酵素の阻害剤がターゲットとなり、世界中が挑戦しています。 現在、アルツハイマー型認知症の治療薬としては、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬などが上市されています。しかし、これらの治療薬は、神経伝達能の増強による症状改善作用を示しますが、アルツハイマー型認知症の病態の進行を抑制することは難しいとされています。 アルツハイマー病 東京都神経科学総合研究所ホームページ |
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| 販売中のアルツハイマー病治療薬 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 開発中のアルツハイマー病治療薬 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| アルツハイマー病の原因物質であるベータアミロイド(Aβ)の生成と発症メカニズム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 情報BOX | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 参考になるサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| パーキンソン病は、高齢者においてアルツハイマー病に次いで2番目に多くみられる慢性神経変性疾患です。世界的な有病率は、65歳以上の約1〜2%と推定されています。 主な症状は、安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害といった運動障害です。 パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質の一種である「ドパミン」が減少した結果、神経系にアンバランスが生じて起こる疾患で、その治療には、この減少したドパミンを補充するためのレボドパ(L-DOPA)製剤を用いるのが主流ですが、長期治療により“ウェアリング・オフ現象”と呼ばれる薬効時間の短縮による症状の日内変動や、不随意運動などの運動合併症が生じることが知られています。 |
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| L-ドパ製剤 不足しているドパミンを補う ドパミン受容体刺激薬 ドパミン受容体に直接結合し、抗パーキンソン病効果を示す 抗コリン薬 ドパミンの減少によって優位に立ったアセチルコリンの働きを抑制する ドパミン放出促進薬 ドパミンを放出している神経を刺激してドパミンの放出を促進する ノルアドレナリン補充薬 脳内で不足するノルアドレナリンの前駆物質 MAO-B阻害薬 ドパミンの分解を阻害し、ドパミンのドパミン神経への再取込を阻害する |
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| 参考になるサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| てんかんは、世界保健機関(WHO)では「種々の成因によって起こる慢性の脳障害で、大脳ニューロンの過剰発射の結果起こる反復性発作(てんかん発作)を主な症状とし、これに種々の臨床症状および検査所見を伴うもの」と定義されています。 日本におけるてんかんの有病率は0.5〜1%で、てんかん患者は100万人と推定されていますが、そのうちの3割は、既存の薬物療法ではコントロールできていないとされており、新しい機序の抗てんかん薬の登場が学会や患者団体から熱望されています。 欧州における患者数は約340万人と推定されています。 2009/01/26 てんかん発症の鍵となるタンパク質複合体の働きを解明 (特発性部分てんかんの発症メカニズムの理解へ) |
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| 統合失調症は神経伝達物質の1つであるドーパミンの働きが過剰になることにより、様々な症状を引き起こす疾患です。ドーパミンの働きが強くなると、幻覚、幻聴、妄想、興奮などの症状が表れたり、神経が過敏になって集中力や注意力が低下したりします。根本的な原因はまだはっきりと解明されていませんが、遺伝やストレスなど、様々な因子が関わっていると考えられています。 統合失調症は、米国だけで2百万から3百万人、世界中では2千4百万人以上が罹患しています。統合失調症は、男女の区別なく同様に発症し、世界的にその率に人種差はありません。日本では約76万人の統合失調症患者が治療を受けており、医療機関を受診していない人を加えると、統合失調症の患者はおよそ100万人にのぼり、有病率は0.7?1.0%と考えられます。 |
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| うつ病は誰もがかかりうる病気ですが、特定の社会的要因や生物学的要因によって罹患率が高まります。また一部のうつ病は遺伝性の疾患であり、外因の有無に関わらず発症します。 厚労省によると、2008年の自殺者約3万2千人のうち、動機とされたのは、うつ病が最多で約6400人。うつ病を中心とする「気分障害」の精神疾患の患者数は同年、約104万人で、1999年からの9年間で約60万人増加しています。 世界保健機関(WHO)の統計によると、全世界で約1億2,100万人の人がうつ病に罹患しているといわれています。また、最新の研究によれば、うつ病は、身体障害のおもな原因疾患として上位10位以内であるとされています。2020年までには疾病別医療負担額の第2位にまで浮上するとWHOでは予測しています(資料:WHO、2001年版)。 抗うつ剤の市場と新薬開発 2009年3月 |
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| ※SNRI:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 ※SSRI:選択的セロトニン再取り込み阻害薬 ※NaSSA:ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬 |
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