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医薬品・医療機器等の
生産の実態
情報BOX  
(日本の医薬品市場)
医薬品産業の現状 医薬品産業の展望 製薬企業の向かう方向
医療用医薬品 ジェネリック:後発医薬品 一般用医薬品:OTC
バイオビジネス 検査用試薬 特定保健用食品(トクホ)
(世界の医薬品市場)
世界の医薬品市場 アジアの医薬品市場  
(その他の市場)
医療機器市場 その他のヘルスケア市場  
(ランキング)
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   メーカーランキング(国内)

メーカーランキング(世界)
 
医薬品、医療機器等の生産の実態
厚生労働省統計表データベースシステム 厚生労働省

  <薬事工業生産動態統計調査>平成17年度
  <医薬品産業実態調査>平成17年度
  <医療機器産業実態調査>平成17年度


薬事工業生産動態調査について 厚生労働省
 医薬品、医薬部外品、衛生材料及び医療機器の生産(輸入)の実態を見ることができます。

 
 
情報BOX ↑ このページの最初へ
平成19年度欧米流通実態調査について 厚生労働省、2008年7月10日
 平成19年2月25日〜3月7日にかけて、厚生労働省医政局経済課の海外調査結果について、把握できた範囲において、その概要をまとめたので、お知らせいたします。

  欧米調査(英仏班)概要報告書(欧州における医薬品・医療機器流通等について)
  欧米調査(米国班)概要報告書(米国における医薬品・医療機器の流通について)
 
INCB、偽医薬品広がりに警告 INCB:(国際麻薬統制委員会)、2007年3月1日
 国連の専門機関、INCB(国際麻薬統制委員)は、偽造医薬品に関する報告書を発表。それによると、違法に製造され、保健当局の認可や医師の処方せんを受けていない「偽の医薬品」が、インターネットや路上での商売など闇市場を通じて急速に広がっているとしています。偽の医薬品による健康被害の実態は明らかになっていませんが、INCBでは、過去にはアフリカでワクチンの偽造品を利用しておよそ2500人が死亡したケースもあるとしています。このため、場合によっては偽造品の服用で命を落とすおそれもあるとして、各国に対し正規の薬を手に入れやすくすることや取締り強化を訴えています。WHO(世界保健機関)の推計によりますと、貧困のため、正規の薬を買うことのできない人々が多い発展途上国では、価格の安い偽造品の割合が25%から50%に上っているとしています。WHOは去年、インターポール=国際刑事警察機構や製薬業界、NGOなどともに偽造品の取締りに乗り出すプロジェクトを立ち上げています。(NHKニュース)
 
OECD Health Data 2006 - Frequently Requested Data October 17, 2006
 OECD Health Data2006は、医療と医療制度に関する最新の比較可能なデータを提供するデータベースで、各国の医療制度の投入額と産出額といった面から、OECD加盟30か国の多様性を明確に示す証拠を提供しています。
 
 OECD Health Data 2006: Statistics and Indicators for 30 Countries

 
漢方医薬品を現代的国際医薬品に育成せよ 大和総研、2006年9月8日
 中国が次なる成長戦略の柱の1つとして選択したのが漢方医薬の国際商品化である。中国では、漢方医薬は伝統的医療として、古くから広く普及している。だが、現在の新薬とくらべると、有効性や安全性に関する証拠が必ずしも明らかとなっていないものが少なくない上、疾病の予防や治療に未知の可能性を持つものも少なくない。
 
みずほ産業調査  みずほコーポレート銀行、2006年4月10日
 ・ 欧米化学企業の動向と日本企業へのインプリケーション
 ・ 医薬品市場の構造変化と欧米製薬企業のビジネスモデルの転換
 ・ バイオテクノロジー関連市場の現状と展望
 
欧米製薬企業の再編動向と我が国製薬業界へのインプリケーション みずほコーポレート銀行、2005年3月10日
 欧米におけるドラスティックな業界再編について今一度議論の整理を行い、新たな視点を提示するとともにわが国製薬企業に対するインプリケーションの導出を試みます。
 
医療用医薬品次世代プロモーション戦略調査をまとめる 富士経済、2003年11月20日
 −インターネット医療情報サービス、コントラクトMR等戦略を明らかに−
 主要製薬会社18社とコントラクトMRビジネス3社、Webビジネス2社がどのような戦略が展開しようとしているかを明らかにし、報告書「医薬品次世代プロモーション戦略の現状と将来展望」にまとめた。
 
 
日本の医薬品市場
医薬品産業の現状 ↑ このページの最初へ
医薬品業界
 医薬品製造業の数は「医薬品産業実態調査」によると約1,400社で、全体の約8割は資本金3億円未満の中小企業です。約1,400社のうち医療用医薬品を生産している企業は約720社です。このうち、薬価基準に収載している企業は約420社であり、薬価基準収載企業数ではアメリカ、ドイツと比較しても多くありません。この720社と420社の差である約300社は、薬価基準に収載されていない医療用医薬品を生産している企業です。

約1,400社の内訳を、
  @医療用のみ製造している企業、
  A医療用と一般用等の両方とも製造している企業、
  B一般用を製造しているが医療用を全く製造していない企業、
  C医療用も一般用も全く製造していない企業(原料や体外診断薬を製造している企業等)
に分けて見ると、いずれもそれぞれ300〜400社前後ですが、売上高が高い企業を見ると、Aの医療用と一般用等と両方とも製造している企業が多い。また、主に後発医薬品を製造している企業は約1,400社のうち約100社であり、売上高50億円以下の規模である企業が多数です。

医薬品売上高の集中度を見ると、上位5社で27%、上位10社で41%、上位30社で68%を占めています。さらに、医療用医薬品の売上高で集中度を見ると、上位5社で29%、上位10社で44%、上位30社で73%を占めています。産業全体の集中度は上昇傾向にあります。

医薬品関係従業者数は27.3万人で、全産業の就業者数に占める割合は約0.4%です。

売上高ランキング
 2005年度における国内の医薬品市場のトップは武田薬品工業で、次いでアステラス製薬が2位にランクインしました。近年の傾向としては、国内市場の伸びが鈍化する中で海外部門の好調が業績を牽引している企業が好調に推移しているほか、外資系製薬企業、ジェネリック医薬品企業の躍進が目立っています。このうち外資系製薬企業については、上位20社までに6社が、なかでも第3位にファイザー、第5位に中外製薬、第8位にノバルティス ファーマの3社がトップ10にランクインするなど、国内市場のグローバル化が進んでいます。なお、アベンティス ファーマについては、2006年1月にサノフィ・サンテラボと合併し「サノフィ・アベンティス」が発足したため、2005年度の業績を公表していませんが、20社以内にランクインすることが推測されることから、このため外資系製薬企業は、7社が20位以内にランクインしていることとなります。

日本の医薬品市場規模
 日本の医薬品市場規模は約6.4 兆円で、その9 割弱は医療用医薬品です。
世界市場における位置づけとしては、日本の医薬品市場は世界市場の約13%を占め、アメリカに次いで第2位です。

また、医薬品市場規模の伸び率は、GDP の伸び率にはほとんど連動しておらず、むしろ、薬価改定や医療制度改革に強く影響を受けています。薬価の引下げ等により、国民医療費に占める薬剤費率はこの10年間で約30%から約20%へ低下しており、国民医療費が増大しているにもかかわらず、医薬品市場規模は伸び悩んでいます。

GDPに占める医薬品生産(粗付加価値)の割合も低下しています。今後も国民医療費の増大を抑制する圧力が高まることから、アメリカの医薬品市場や世界市場が伸びると予想されているのに対し、日本の医薬品市場の伸び率はシェアが低下するとの予測もあります。

  平成17年薬事工業生産動態統計年報の概要 厚生労働省、2007年3月20日
    2005年薬事生産統計
      総額は6兆3907億円(前年比4.4%増)
        医療用医薬品5兆7413億円(5.5%増)
        一般用医薬品6115億円(4.0%減)
        配置用家庭薬380億円(14.2%減)

日本の医薬品輸入
 厚生労働省によると、日本の医薬品輸入額は2005年で1兆4191億円。5年連続で増加し、国内医薬品市場(約7兆7000億円)に占める輸入品の割合は2001年の約14%から2005年には約18%へと上昇しています。最大の輸入先は英国で、次いでスイス、ドイツの順。欧州からの輸入が80.8%を占め、北米は16.8%、アジアはわずか1.5%にとどまっています。
 日本製薬工業協会によると「大手製薬企業が多いのは米国ですが、欧州に生産拠点を移転した企業が多く、欧州から日本への輸出が増えた」といわれます。特にアイルランドは製薬企業の誘致が盛んで、武田薬品工業など日本企業の工場も多い。人件費が比較的安いほか、原薬を生産する工場が欧州に多いこと、欧州・米国どちらの市場にも近いことが理由です。
 日本の医薬品市場は米国に次ぐ世界二位。「優れた薬を作って特許を取れば、国境を問わず売れる」ため、外国企業の国内進出が進む一方、日本の大手製薬の海外販売比率も五割を超えています。

日本国内の事業環境
 日本の医薬品市場の規模はここ10年ほとんど横ばい。高齢化が進み取扱数量は増えているが、薬価が下がり続けているためです。BRICsなどの成長で世界市場は拡大しており、世界における日本市場のシェアは10年前の25%程度から12%まで低下しました。今後もこうした状況が続くなら企業の成長は海外に求めなければいけない状況です。

資源の集中化を図るビジネスモデル
 製薬企業は薬事法改正をきっかけに、製造工場を分社化すると同時に、不採算品目の製造アウトソーシングに乗り出しています。欧米の製薬産業は、研究開発と販売に自社の資源を集中させ、創薬はベンチャーに依存する流れとなっています。製造はいち早く中米、南米などのコストの安い国々に工場を持ち、実質的に製造部門はアウトソーシングを実現させています。日本でも同じようなビジネスモデルが出始めています。臨床試験も1997年の新GCP施行以来、製薬企業は臨床試験のアウトソーシングを進めてきました。製薬企業は、今、コスト負担の大きいところから、固定費の変動費化を進めて、フレキシブルなコスト体制を構築しようとしています。
 
製薬協ニューズレター2006年5月113号より
 
医療・医薬品関連データ集 数字に見る医療と医薬品 2007 アステラス製薬
 
数字で見る製薬産業 2006 日本製薬工業協会
 
2006年医薬品市場統計 - 売上データ IMSジャパン
 
医薬品産業について調べるには 国会図書館、2007年1月27日
 
製薬業界の現状と展望 製薬ナビ
 ・6.5兆円市場の90%は医療用医薬品
 ・研究開発型で高付加価値というカラー
 ・長い年月と膨大な費用をかけて行われる研究開発
 ・医療制度はいま、大幅な見直しへ
 ・病院や薬局にクスリを売るのは医薬品卸
 ・ICHをきっかけにした「製薬ビッグバン」
 ・日本に根づく企業、海外へ打って出る企業 
 ・海外展開の成否が業績を左右
 ・製造面にもおよぶ、グローバルスタンダードの波
 ・海外で吹き荒れるM&Aの嵐
 ・日本国内にも及 んできたM&Aのうねり 
 ・21世紀のリーディングインダストリーとして
 
 
医薬品産業の展望 ↑ このページの最初へ
医薬品産業ビジョン 厚生労働省、2007年8月30日
 医薬品産業の将来像や今後5年間に取り組むアクションプランを盛り込んだ「新医薬品産業ビジョン」。ビジョンは、産業の国際競争力強化やドラッグ・ラグ解消に向け、革新的医薬品創出のための施策を積極的に推進する方針を示しています。

   新医薬品産業ビジョンの部分改定について 平成20年9月9日
 
製薬産業の将来像 〜2015 年に向けた産業の使命と課題〜  医薬産業政策研究所、2007年5月
 2015年の製薬産業のあるべき姿を展望し、その実現に向けた課題、必要な改革の方向性を様々な視点から分析、検討を行っています。
 
「生命の世紀」を支える医薬品産業の国際競争力強化に向けて 内閣府 首相官邸、2002年8月30日

 T.医薬品産業ビジョンの目的と役割
 U.医薬品産業を取り巻く環境の変化
 V.医薬品産業の現状と課題
 W.医薬品産業のスパイラル発展のメカニズムと将来像
 X.医薬品産業政策の基本的考え方
 Y.「イノベーション促進のための集中期間」(5年以内)に行う具体策
 
製薬企業の向かう方向 :新医薬品産業ビジョン(2007)における将来像から ↑ このページの最初へ
@メガファーマ
 
世界的に通用する医薬品を数多く有するとともに、世界市場で一定の地位を獲得する総合的な新薬開発企。
… このうち、今後の世界の医薬品開発をリードするブロックバスター中心ではない新しいタイプのグローバルメガファーマの一角を少なくとも1〜2社は目指すことが期待される。
 
Aスペシャリティファーマ
 
得意分野において国際的にも一定の評価を得る研究開発力を有する新薬開発企業。
… 比較的規模の小さい企業でも大きな研究開発の成果を活かして成長していくケース(グローバルニッチファーマ)や得意分野に研究開発を絞り込んで国際競争力の強化を図るケース(グローバルカテゴリーファーマ)を目指すことが求められる。
 
Bベーシックドラッグファーマ
 
医療を支える基礎的な医薬品、必須医薬品又は伝統的な医薬品を効率的かつ安定的に供給する企業。
… 医療を支える基礎的な医薬品、必須医薬品又は伝統的な医薬品(例えば、ワクチン、輸液、血液製剤、局方品、漢方製剤・生薬など)について、今後も質の良い製品を安定的に供給していけるような企業体質の強化が求められる。
 
Cジェネリックファーマ
 
良質で安価な後発医薬品を安定的に、情報提供を充実させて販売する企業。
… 後発医薬品の市場シェアの拡大が政策課題とされている中で、良質で安価な後発医薬品に対するニーズは一層高まると考えられ、安定供給や品質に対する信頼性の向上に寄与する優良な大手後発医薬品企業の成長が求められる。
 
DOTCファーマ
 
セルフメディケーションに対し一般用医薬品を中心に開発する企業。
… 国民の健康維持・増進や疾病の予防などのQOL向上のためのニーズが高まっていることを考慮して、「スイッチOTC 医薬品」を含むOTC医薬品の活用により、健康等国民の求める新たなニーズにも対応できる一般用医薬品企業の成長が求められる。 
 
医療用医薬品 ↑ このページの最初へ
抗アレルギー剤、呼吸器疾患治療剤等の国内市場を調査 富士経済、2008年7月8日
 富士経済は、国内の医療用医薬品市場を6分割し、2年間で網羅する調査を行う。今回はその第三回目として抗アレルギー剤、感覚器官用剤、皮膚疾患治療剤、呼吸器疾患治療剤、解毒剤の市場の調査を行った。その結果を報告書「2008 医療用医薬品データブック No.3」にまとめた。
 
精神神経疾患、脳疾患治療剤及び消化器官用剤の国内市場を調査 富士経済、2008年4月30日
 認知症患者の増大で、アルツハイマー型の治療剤を中心に拡大する抗認知症剤
2016年の市場は1,700億円(07年の約2倍へ)
 
循環器官用剤と感染症治療剤の国内市場を調査 富士経済、2008年4月11日
 予防接種の増加とがん予防ワクチンで市場拡大が期待されるワクチン製剤
2016年の市場は780億円へ(07年比44%増)
 
「数字に見る−医療と医薬品2007」 アステラス製薬、2007年11月30日
 現代人の健康や疾病の状況、医療供給体制、さらには医療に貢献する医薬品産業の現状などに関するさまざまなデータを収集したもの。
 参考:「数字に見る−医療と医薬品2005」
 
メタボや尿失禁対策など一般用医薬品と関連製品の市場を調査 富士経済、2007年10月29日
 兜x士経済は、2月から6月にかけて行った14分野65品目の調査結果をもとに一般用医薬品全体市場(一部医薬部外品含む)の分析を行うとともに、一般用医薬品メーカー31社の販売・戦略動向と、今回新たにメタボリック対策、尿失禁対策、花粉症対策、関節痛対策の4つのテーマにおける一般用医薬品と関連製品市場の調査・分析を行った。
 
感染症関連検査市場の調査を実施 富士経済、2007年9月28日
 −感染症関連検査市場 2007年見込 844億円(前年比2.3%増)−
この報告書では、感染症関連検査を細菌検査は「細菌培養検査」、「細菌免疫同定検査」、「細菌ダイレクト検査」、「細菌抗体検査」とし、「ウイルス検査」、「遺伝子検査」の6検査分野に分け市場を分析した。
 
抗リウマチ剤、前立腺肥大症治療剤など医療用医薬品市場の調査を実施 富士経済、2007年8月27日
 −生物学的製剤の伸びで抗リウマチ剤市場は2007年に前年比39%増の792億円に−
本報告書は、2006年3月から調査分析を開始した医療用医薬品市場調査の第6回目であり、今回は、関節・骨疾患治療剤、女性疾患治療剤、泌尿器疾患治療剤、腎疾患治療剤、痔疾患治療剤、ヒト成長ホルモン剤の6領域を対象とした。
 
医療用医薬品12薬効領域の調査を実施 富士経済、2007年5月22日
 2年に1回の医療用医薬品市場の調査は、今回06年1月開始以来、6回に分けてその結果を報告している。この報告書は、その5回目をまとめたものである。がん関連用剤、栄養補助剤、麻酔・筋弛緩剤、免疫抑制剤、体内診断薬、そして消毒剤について、製品開発および販売戦略を立案する支援データを提供することを狙いとした。
 
糖尿病治療剤、高脂血症治療剤など医療用医薬品10薬効領域の調査を実施 富士経済、2007年3月26日
 −糖尿病治療剤は今後年平均9%の拡大を続けて2015年4,900億円規模に−
 高脂血症治療剤、代謝系疾患治療剤、解熱消炎沈痛剤、血液関連薬剤、漢方製剤の医療用医薬品について既存薬、新薬、開発品のマーケティング戦略を立案するためのデータを提供(調査結果の概要)
 
平成17年患者調査の概況 厚生労働省、2006年12月7日
 患者調査では毎回、主な傷病の全国患者数を推計しています。2005年のうつ病を中心とした気分障害の患者数は92万4000人で、2002年の約1.2倍、1999年の約2倍に増加しました。
 そのほか3年前と比べ患者数が増加したのは、高血圧性疾患の780万人(81万人増)、糖尿病の246万人(18万人増)、がんの142万人(14万人増)。増加率が高かったのはアルツハイマー病の17万人(97%増)、アトピー性皮膚炎の38万人(37%増)。
 
薬効別構成の変化にみる日本の医薬品市場 政策研ニュースNo.21 医薬産業政策研究所、2006年11月15日
 
医療用医薬品の流通実態に関する調査報告書(概要) 公正取引委員会、2006年9月27日
 ・我が国の医療用医薬品の市場規模:出荷金額6兆7,377 億円(平成16年度)
      調査報告書の詳細

 
2006年度の日本産業動向(医薬品) みずほコーポレート銀行、2006年8月17日
 
抗アレルギー剤、呼吸器疾患治療剤など医療用医薬品5薬効領域を調査 富士経済、2006年6月2日
 −脱毛症治療剤は2014年に95億円規模へ(対05年19倍)−
 
2025年の国内医薬品市場は「6.6兆円」‐製薬協政策研が試算 製薬協、2006年5月21日
 国内医薬品市場は、2006年6.4兆円から2025年6.6兆円へとほとんど成長しないと予測される。
また、上市10年以内の新薬の市場規模について見ると、2006年の1.5兆円から、2025年に1.8兆円へとわずかに成長するものの、市場の構成にさほど大きな変化は見らない。「製薬協ニューズレター」5月号
 
循環器官用剤、精神神経疾患治療剤など医療用医薬品22疾患の調査を実施 富士経済、2006年3月31日
 −精神神経疾患治療剤は2006年3,660億円見込み−
 
抗リウマチ剤、骨粗鬆症治療剤など医療用医薬品14薬効分類の調査を実施 富士経済、2005年6月10日
 −抗リウマチ剤は2006年に500億円規模へ(対04年比157%)−

 
抗がん剤など医療用医薬品12薬効分類の調査を実施 富士経済、2005年4月4日
 −抗がん剤市場 2006年に4,150億円(2004年比110%)−
 
高脂血症治療剤、糖尿病治療剤など医療用医薬品9薬効分類の調査を実施 富士経済、2005年3月16日
 −糖尿病治療剤は2006年に2,300億円(2004年比130%)−
 
剤形別医薬品市場の調査を実施 富士経済、2004年9月1日
 −2004年国内医療用医薬品市場は5兆3,048億円規模に−
 
 
ジェネリック(後発医薬品) ↑ このページの最初へ
 新たに開発された先発医薬品の特許が切れ、独占的な販売期間が終わった後に販売されるのがジェネリック医薬品(後発医薬品)です。欧米では後発薬は一定のシェアを占めていますが、日本ではまだ普及率が低いのが現状です。医薬品全体に占める後発品の数量ベースでのシェアは、米国では56%、イギリスが49%、ドイツが41%なのに対し、日本は16%にとどまっています。
 後発薬は特許が切れた先発薬と同じ有効成分を使うため、メーカーの研究・開発費がほとんどかからず、その分価格が安くなります。ただ、臨床的な効果を示す試験がないことに懸念を抱く専門家がいます。有効成分は同じでも、薬を成型しやすくしたり、色や香りをつけたりする添加物や製造技術、ノウハウは違い、効果に差が出る可能性があるという理由からです。後発薬メーカーは国内に約300社あるとされ、会社によって品質のばらつきが大きいとの指摘もあります。
 一方、利用推進の立場をとる厚生労働省は「効果も副作用も有効成分の働きで決まる。添加物は関係ない」と反論しています。日本ジェネリック医薬品学会も「審査基準は国際的に整合性があり、科学的には先発薬と同じ効果が期待できる。後発薬の方が効かないという声は心理的な面が大きいのではないか」と反論しています。
 最近では、後発薬大手や公的試験機関が中心になって効果や品質に問題がないことを証明する試験を手がける動きが広がっています。
 
ジェネリック(後発)医薬品市場の調査を実施 富士経済、2007年12月27日
 ジェネリック医薬品市場は、従来からの企業に加え、先発品だけでは実績拡大を見込めない大手企業から中堅企業までが参入し、また、世界でトップ10に入る外資系企業の本格的な日本での事業開始などにより、更に注目が集まっている。また2002年以降大型製品の特許切れが出始めており、今後も大型製品の特許切れが想定され、年2回の後発品収載の開始などジェネリック医薬品を取り巻く環境は急激に変化している。
 
朝日新聞朝刊広告(世界ジェネリックシェア) 医薬工業協議会、2007年9月20日
 
なぜ日本では後発医薬品の普及が進まないのか 大和総研、2007年3月30日
 後発医薬品の普及が進まないのは、医療機関および保険薬局の消極的な姿勢と、患者の関心が低いためである。これは医師や保険薬局だけでなく、患者にとっても、後発医薬品に変更するメリットに乏しいことが原因として考えられる。
 医師が後発医薬品の使用に最も否定的であると思われるが、その理由として、「安全性に不安」、「供給が不安定」、「情報不足」の3点が指摘されている。
 後発医薬品の促進には、処方権を持つ医師の行動様式を変えることが不可欠であるが、それには、一般名(成分名)による処方の義務付けが効果的だと思われる。
 
薬剤師対象調査報告 沢井製薬、2006年12月15日
 患者さんから「ジェネリック医薬品を調剤(処方)して欲しい」と依頼を受けた経験のある薬剤師の割合が前年の58%から83%へと増加したことから、患者さんの処方依頼が増えていることが窺えました。しかし、処方せんの「ジェネリック医薬品(後発医薬品)への変更可」欄にチェックがあり、かつ実際にジェネリック医薬品に変更された割合は6.6%と、まだ1割にも満たない状態です。
 
ジェネリック医薬品に関する処方実態調査 プラメド(PLAMED)、2006年12月14日
 「高血圧症」の患者にジェネリック医薬品を処方する医師の割合は、66.6%。同様に「高脂血症」では63.6%、「糖尿病」では52.7%と、生活習慣病においてジェネリック医薬品を処方する医師は過半数を超えている。
 処方理由は「患者の薬剤費負担を軽くするため」、「患者からジェネリック医薬品を指定されるから」、「先発品に比べ品質に差がないから」、「自施設の処方箋は『後発品への変更可』が標準だから」が主な理由となっている。
 
ジェネリック医薬品市場調査を実施 富士経済、2006年11月17日
 ジェネリック医薬品市場はここ数年順調に拡大し、2005年には約2,200億円に達しています。今後も確実に医療用医薬品内でのシェアは高まると予測され、20008年に約2500億円に達すると予想しています。
 
「ジェネリック(後発医薬品)利用実態」に関する調査結果 三菱総合研究所、2006年11月
 
医療用医薬品の流通実態に関する調査報告書(概要) 公正取引委員会、2006年9月27日
  医療費抑制の必要性から国が使用を後押しして関心が高まる後発医薬品だが、消費者と医師の間の意識のギャップが浮き彫りになった。
 消費者に後発品と先発品のどちらを選ぶか尋ねると「必ず後発品を選ぶ」とした人が31.3%。「場合によっては後発品を選ぶ」を加えると96.7%に上った。一方で医療機関の84.6%が「後発品自体の安全性、安定供給、情報量等が不安」と回答。「患者がなんとなく不安に思うのでは」(31.3%)、「患者が医療の質を落としたと思うのでは」(27.8%)など、患者を意識する声も多い。
 同じ品質や効用ならば安い薬を求めるのが消費者心理。意識のギャップを埋めるには、後発品メーカーが安定供給や正確な情報の提供で地道な努力を重ねる必要がある。

 ・我が国の医療用医薬品の市場規模:出荷金額6兆7,377 億円(平成16年度)
 ・後発医薬品の使用に当たり,「後発医薬品自体の安全性,安定供給,情報量等が不安だ」という医療機関が多数
  (84.6%)  調査報告書の詳細

 
ジェネリック医薬品に関わる緊急調査最終報告について 日本医師会、2006年9月12日
 後発品の品質に「問題あり」と考えている医師が5割強もいることがわかった。その他、効果に関する問題、副作用に関する問題も高い数値を示した。
 
「ジェネリック(後発医薬品)利用実態」に関する調査結果 NTTレゾナント株式会社、2006年8月28日
 ジェネリックを使用したことがある人は9.3%にとどまったが、内容を知っている人も合わせると認知度は62.3%にのぼり、徐々に定着しつつある状況が明らかとなった。
 
【ジェネリック医薬品】認知状況の推移調査 沢井製薬、2006年5月24日
 
ジェネリック医薬品市場調査を実施 富士経済、2005年11月8日
 −ジェネリック医薬品市場は、2007年に2,426億円へ(対04年比119%)−
 
ジェネリック医薬品−ウェブサイト 薬事日報
 ウェブサイトではジェネリック医薬品に関する記事をリストにしました。
 
 
一般用医薬品(OTC) ↑ このページの最初へ
 医療用医薬品は医師・歯科医師の処方に従って用いることが定められているのに対し、一般用医薬品は症状に合わせ、誰もが一般の薬局などで購入できる薬です。一般用医薬品を販売する会社は、OTCファーマとも呼ばれます。薬局・薬店では製品をカウンター内に保管する「カウンター越し販売」を義務づけられているからです。

 日本の一般用医薬品の市場規模は7年連続で前年割れを記録するなど、長らく低迷しています。こうした業界が期待を寄せるのはスイッチOTC薬です。スイッチOTC薬は、医療用医薬品の成分を転用した効き目の高い薬です。長期間医療用医薬品として使われ、安全性の高い薬がスイッチOTC薬となります。市場活性化のけん引役として期待がかかるスイッチOTCですが、現状は年に数品目しか発売されていません。

  平成17年薬事工業生産動態統計年報の概要 厚生労働省、2007年3月20日
    2005年薬事生産統計
      総額は 6兆3907億円(前年比4.4%増)
        ・医療用医薬品 5兆7413億円(5.5%増)
        ・
一般用医薬品 6115億円(4.0%減)
        ・配置用家庭薬 380億円(14.2%減)
 
一般用医薬品21品目の市場調査を報告 富士経済、2008年5月19日
 メタボリックシンドローム対応で躍進するコレステロール改善薬、肥満防止剤
 ―2008年の注目市場―
  ●血清高コレステロール改善薬 35億円 (07年比159%)
  ●肥満防止剤 121億円(07年比116%)
  ●漢方処方エキス製剤 166億円(07年比105%)
 
一般用医薬品市場(感冒薬・鼻炎・耳疾患用など23品目)の調査結果を報告 富士経済、2008年4月10日
 ―2008年の注目市場―
  ●総合感冒薬 新スイッチOTC製品の拡販が本格化 612億円(07年比104%)
  ●鼻炎治療剤 2つの新薬効スイッチOTC製品が牽引し 169億円 (07年比106%)
  ●禁煙補助剤 OTCパッチ剤登場で拡大が期待される 63億円(07年比126%)
 
一般用医薬品市場(胃腸薬・目薬・外皮用薬など21品目)の調査結果を報告 富士経済、2008年3月6日
 ―2008年の注目市場― 
  ●整腸薬 乳酸菌含有製品の認知拡大  107億円(07年比102%)
  ●アレルギー用点眼薬 新成分の新薬登場 45億円(07年比107%)
 
一般用医薬品市場(感冒薬・催眠鎮静剤など23薬効)の調査結果を報告 富士経済、2007年5月31日
 5分野23薬効領域の一般用医薬品と04年の規制緩和により医薬品から移行した新範囲医薬部外品について、04年から06年までの市場データを基に07年から2010年までの動向を予測した。
 
一般用医薬品市場(胃腸薬・目薬・外皮用薬など21品目)の調査結果を報告 富士経済、2007年5月10日
 −2007年整腸薬市場は大腸訴求とノロウイルス効能効果で活性化−
 
一般用医薬品市場の調査結果を発表 富士経済、2006年9月29日
 −薬事法の改正などにより環境が変化しつつある市場の調査を実施−
   第一類 255億円
   第二類 3,640億円
   第三類 2,205億円(2006年見込)
感冒関連用薬など5分野22薬効の一般用医薬品市場調査を実施 富士経済、2006年6月20日
 −催眠鎮静剤、禁煙補助剤などが潜在需要を顕在化し市場を拡大−
 
胃腸薬、外皮用薬など4分野21薬効の一般用医薬品調査を実施 富士経済、2006年5月25日
 −目薬市場を牽引するドライアイ対策・・・人工涙液市場は2006年に100億円−
 
一般用医薬品(大衆薬)市場の定期調査を実施 富士経済、2005年6月30日
 −一般用医薬品の主要薬効65領域の市場動向を調査・分析−
 
一般用医薬品市場の調査を実施 富士経済、2004年7月9日
 −マイナス基調の中で伸びをみせる尿もれ抑制薬・催眠鎮静剤・水虫薬市場−
 
9領域34薬効分類の医療用医薬品調査を実施 富士経済、2004年6月29日
 −降圧剤の伸びにより2005年の循環器官用剤市場は1兆円超と予測 −
 
バイオビジネス ↑ このページの最初へ
バイオテクノロジー関連市場の調査を実施 富士経済、2007年6月21日
 メタンガス化プラントは2010年(予測)に180億円(2006年の3.5倍)
 
国内のバイオビジネス市場 富士経済、2007年2月27日
 バイオビジネスの全体市場は、2006年で約7,500億円であり、2004年から2年間年平均約7%で伸びた。医療市場では、抗体医薬が年平均36%で成長してバイオ医薬分野の年平均9%の伸びに貢献した。
 
バイオビジネス市場調査を実施 富士経済、2005年12月8日
 −抗体医薬市場は2015年に600億円規模へ(対04年比4.4倍)−
 
研究支援分野、医療分野のバイオビジネス市場調査を実施 富士経済、2004年10月12日
 −分子標的治療薬は2010年に1,000億円(2003年の2.3倍)市場へ −
 
バイオ関連市場調査を実施 富士経済、2004年1月16日
 −2010年、バイオビジネス市場は2003年から56%成長すると予測−
 
検査用試薬 ↑ このページの最初へ
生化学検査薬の国内市場を調査 富士経済、2008年4月30日
 ― 2008年見込のメタボ健診関連検査8項目 ―
◆検査数は12億6,800万件(前年比4.2%増)、検査薬市場は259億円(前年比6.6%増)
 
イムノアッセイ診断薬市場の調査を実施 富士経済、2008年1月10日
 −2007年見込:化学発光法はイムノアッセイ診断薬市場の26%を占める415億円へ拡大(04年比133.0%)−
 
主要臨床検査薬・機器メーカー35社を調査 富士経済、2007年3月16日
 −2006年、臨床検査市場は前年比3.2%増の3,894億円−
 主要臨床検査薬・機器メーカー35社に対し、同領域における各社の実績や今後の注力分野及び戦略などを中心に聞き取りを行い、臨床検査市場の現状と将来、各社の取り組みと方向性を調査
 
臨床検査(検査機器と検査試薬)市場の主要メーカー40社を調査 富士経済、2005年8月31日
 −OTC市場が伸びて、2007年には3,750億円(04年比4%増)に成長−
 
感染症診断市場の調査を実施 富士経済、2005年3月31日
 −主要3領域の合計市場は2004年、821億円規模に−
 
イムノアッセイ(免疫血清検査)市場の調査を実施 富士経済、2004年10月18日
 −インフルエンザ検査キットは03年実績101億円に(対01年比3倍) −
 
臨床検査分野の検査薬・装置メーカー主力38社の調査を実施 富士経済、2004年8月5日
 −POC検査、インフルエンザ抗原迅速検査などが急速に市場を拡大 −
 
特定保健用食品(トクホ) ↑ このページの最初へ
特定保健用食品(トクホ)市場の展望 大和総研、2008年9月22日
 2007年の特定保健用食品(トクホ)市場は6,798億円と、2005年からの2年間で7.9%増加した。特に、特定健診(メタボ健診)の2008年4月からの開始を前に、メタボリック関連の市場規模が1489億円から2297億円へと1.54倍に増加。今後も堅調な拡大が予想される。
 
特定保健用食品と有望な健康食品成分の市場を調査 富士経済、2007年10月4日
 健康食品市場は成熟期を迎えつつあり、素材の目新しさや話題性だけでは需要の確保することが難しくなっている。06年は、アガリクス問題、大豆イソフラボンやコエンザイムQ10の摂取上限値問題などに見舞われ、広告表現や商品名を巡っては規制強化の動きも見られた。一方で、メタボリックシンドロームの3要因(高脂血症、高血圧、高血糖)への対応や医療費の節減をするために未病向け健康食品の活用を模索する動きが徐々に強まり、中長期の需要が拡大する要因も見受けられる。
 
世界の医薬品市場 ↑ このページの最初へ
欧米大手製薬企業の動向と戦略ならびに事業強化の視点  みずほコーポレート銀行、2007年3月9日
 世界の製薬産業は、欧米主要企業の大型再編が一段落し、市場の成長トレンドにも変調の兆しが見えはじめるなど、新たなステージに入りつつある。本稿では、変化の節目を迎えつつある世界の製薬産業および医薬品市場について、@市場や企業の概観を示し、A欧米主要企業の戦略と現状、財務状況等を比較、整理し、B以って今後の製薬産業の発展や製薬企業の成長に資する戦略や方向性を考察することを目的とし、世界の医薬品市場の現状と展望をまとめた。
 

2006年の米国の処方薬市場は8.3%増の2749億ドル  IMS health、2007年3月8日
 

2005年の世界の医薬品売上高は7%増の6,020億ドル  IMSジャパン、2006年3月21日
 
ドイツにおける医薬品製造業 日本政策投資銀行、2005年3月10日
 欧州最大の市場を有するドイツ製薬業界の現状を分析し、業界の課題や将来展望につき考察を加えます。
 
カナダの医療産業 カナダ大使館
 急成長するカナダの医療産業の特徴はダイナミックでかつ進歩的、さらに知識集約的であり、市場で広 く通用する輸出可能なプロセスや製品、サービスそして専門知識を生み出しています。
 
アジアの医薬品市場 ↑ このページの最初へ
インド市場に熱い視線‐国際的製薬企業が事業強化 薬事日報、2007年4月23日
 インドは現在、GDPは日本の10の1程度。世界医薬品市場シェアは約1%で、インド国内市場規模は58億ドルにとどまる。医療保険への加入も人口の1割程度とみられ、薬剤は原則自己負担。
 
インドのジェネリック製薬企業の対日進出の背景と進出課題 国際貿易投資研究所、2007年3月26日
 インドの製薬産業が注目される理由の一つは、インドのジェネリック医薬品の製薬メーカーが力をつけ、海外のジェネリック医薬品メーカーを買収するなど積極的な海外直接投資の動きである。安価なジェネリック薬の普及が高騰する医療費を抑制し患者の経済負担を軽減するのに役立つため、各国が力を入れ人気が高まっている。日本でもジェネリック医薬品の普及を促進する政策に変わり、世界第2 位の医薬品消費国である日本でも広まるとの期待から日本市場の関心は高い。日本に進出したインド系企業の多くは過去1〜2 年以内に日本法人を設立し、日本市場への参入を図ろうとしている。インド系製薬メーカーの日本市場への参入について考えてみる。
 
中国製薬産業の現状
 米調査会社のIMSヘルスの調べでは中国の医薬品市場は2005年に117億ドルに達した。現在は年間1兆円規模の中国の医薬品市場は2010年代前半には約6兆円の日本を抜いて世界2位に急成長するとの予測もある。

 医療保険加入率は「農村部では20%、都市部でも50%」程度。中国政府は医療保障制度の立て直しに取り組んでおり、庶民が手軽に医薬品を購入できる環境が整えば、さらに医薬品需要が拡大するのは確実。

 中国では4000社近い医薬品メーカーがひしめき、市場競争が激化している。各社は特許切れ成分を使う後発医薬品を主力にしているため、似たような品ぞろえになり、価格競争に陥りやすい。

中国/医薬品市場、11年にも世界2位 FujiSankei Business i.、2007年1月20日
 中国の医薬品市場は2011年にも5000億元(約7.5兆円)と米国に次ぐ世界第2位の市場に成長する
 
インド製薬産業の現状 みずほコーポレート銀行、2006年11月2日
 ―市場、企業動向と環境変化への戦略―
 2005年のインドの国内医薬品市場は約50億ドル(約5,800億円)であり、2001年以降年平均10%前後の成長基調にある。中間層の拡大や疾患プロファイルの変化による投薬機会の増大により、今後も継続的な成長が期待できる。
 
インドビジネスの現状と将来展望 岡山県、2006年8月23日
 活発な動きを見せるインドの製薬会社
 
高成長続けるアジアの医薬品市場 製薬協ニューズレター、2006年1月
 
変化の波にさらされる中国医薬品市場 楽天リサーチ、2004年7月29日
 
医療機器市場 ↑ このページの最初へ
 約20兆円といわれる世界の医療機器市場では、インターベンションなどの低侵襲性医療機器や植込み型医療機器がすでに過半を占めており、更に、薬剤放出ステント、インシュリンポンプ、カプセル内視鏡といったコンバージェンス医療機器が出現し、今後も高い成長が見込まれています。

 一方、日本の医療機器産業の市場規模は、薬事工業生産動態統計によると、平成16年で
2兆4,897億円です(国内生産額1兆5,344億円+輸入金額9,553億円)。分類別では、画像診断 システム、処置用機器、生体機能補助・代行機器の生産額が上位を占めています(それぞれ3,050億円、2,333億円、1,899億円)。

 医療機器販売業者数は
約2,500社であり、医薬品とほぼ同数です。医薬品産業の市場規模が約6兆円、製品数が17,000であるのに対し、医療機器産業の市場規模は約2兆円、製品数が数十万であることを考えると、個々の販売業者は比較的小規模で多品目を扱っていると考えられます。

   医療機器産業の概要 日本医療機器産業連合会
    (最新の薬事工業生産動態統計年報をまとめたもの)

   日本の医療機器市場調査(JMR No.69) ジェトロ、2004年8月26日
    ジェトロ ジャパニーズマーケットレポート(JETRO Japanese Market Report:JMR)

   新医療機器・医療技術産業ビジョン 厚生労働省、2008年9月19日
    〜世界最高水準の医療技術をいち早く国民へ提供することを目指して〜

   医療機器産業ビジョン 厚生労働省、2003年3月31日
    “より優れた”“より安全な”革新的医療機器の提供を目指して

   医療機器産業について調べるには 国会図書館、2007年1月27日
 
(情報BOX)
報告「革新的国産治療機器開発に向けた研究開発機能拠点の形成」 日本学術会議、2008年9月25日
 欧米を中心とする医療機器開発競争は、我が国のそれを凌ぐ規模そして速さで実施されている。それに対して、我が国の医療機器についての研究開発体制、研究費そして研究者数は、いずれも欧米に比較して著しく劣っており、このまま放置しておくと、我が国の医療機器、とくに治療機器の国際競争力がますます低下することは明らかである。 それを食い止めるために我が国の総力を挙げて、革新的国産治療機器の開発を戦略的に進めるべきとの危機感をいだき、本報告をとりまとめた。
 
GCC加盟国における医療用画像診断機器市場についての調査報告書 ジェトロ、2008年5月30日
 本報告書では、近年注目を集める中東地域において、とりわけ湾岸協力会議(GCC)加盟国において、各国の人口やその動態等の基本データにはじまり、医療機器市場の中心となる医療機関の状況や医療産業の傾向(医療機器の導入状況を含む)を把握するために必要となる情報を可能な限り収集し、とりまとめた。
 
イタリアの中小企業の実態調査事例 (財)国際貿易投資研究所、2007年5月18日
 スポーツ・カー、フェラッーリやマセラッティ工場で知られる北伊モデナの近くに、ミランドラというコムーネがあるが、ここを中心に周囲幾つかの町を合せて人口約8万人の地域に、イタリアの医療機器メーカーの90%が集中する産地が形成されている。
 
ドイツの医療機器市場概要(輸出促進調査シリーズ) ジェトロ、2007年5月15日
 
ドイツの連邦医療技術連合会によれば、ドイツ医療機器市場の市場規模は2004年の場合200億ユーロと、欧州医療市場中では最大であり、米国、日本に次いで世界第3位である。医療部門の世界市場規模は1840億ユーロで、2010年までの同年間成長率は4.5%と予測されており、その市場性は高いといえる。 本報告書ではドイツ・欧州の医療機器市場への進出を検討する際の参考とするべく、市場規模や販売構造など、ドイツの医療機器市場の概要を取りまとめた。

 関連記事 : ドイツへの医療機器輸出に関する諸手続(輸出促進調査シリーズ)
 
医療用材料・人工臓器などメディカルマテリアルに関する市場調査を実施 富士キメラ総研、2006年2月3日
 −人工腎臓(ダイアライザー)市場は2009年に733億円規模へ−
 
医療機器の流通実態に関する調査報告書(概要) 公正取引委員会、2005年12月27日
 医療機器(ペースメーカ,PTCAカテーテル,MRI,腹腔鏡)の内外価格差及び流通取引実態についての調査。    報告書本体
 
米国医療機器市場に関する調査(JETRO 技術情報 477号) ジェトロ、2005年11月29日

  「JETRO技術情報 477号」PDFファイルのダウンロード(782 KB)

 
医療用材料・人工臓器市場調査を実施 富士経済、2003年7月18日
 −人工臓器市場は2006年1,500億円規模に拡大を予測(’02年比45%増)−
 

医療機器産業懇談会報告書の公表について 経済産業省、2003年5月16日
 経済産業省では、本年1月から4回にわたり「医療機器産業懇談会」(座長:桜井靖久 東京女子医科大学名誉教授)を開催し、検討を行って参りましたが、このたび報告書が取りまとめられましたので、公表いたします。

 
その他のヘルスケア市場 ↑ このページの最初へ
   健康食品産業産業について調べるには 国会図書館、2007年4月11日
ヘアケア・ヘアメイク6品目、メンズコスメ5品目の化粧品市場調査を実施 富士経済、2007年5月29日
 大型ブランドの投入で活性化するヘアケア・ヘアメイク市場 2007年(見込) 4,863億円(前年比0.4%増)
 育毛剤ブームの沈静により縮小するメンズコスメティックス市場 2007年(見込) 1,028億円(前年比3.2%減)
 
スキンケア9品目、フレグランス7品目の化粧品市場の調査を実施 富士経済、2007年4月27日
 スキンケア市場 2006年 9,802億円 2007年見込 9,885億円(前年比0.8%増)
 フレグランス市場 2006年 361億円 2007年見込 357億円(前年比1.1%減)
 
健康食品・化粧品・トイレタリー用品向け機能性素材市場を調査 富士経済、2007年4月23日
 ―アンチエイジング素材市場の2010年予測 350億円 06年比65%増に―
 
2007 健康食品の最新市場動向 矢野経済研究所、2007年4月10日
 〜2005年度市場規模7,039億円と7,000億円の大台突破。2006年度市場は縮小に転じたと予想〜
 
特保、サプリメント市場調査を実施 富士経済、2007年3月20日
 −特定保健用食品市場は2006年には3,441億円規模と予測−
 
生物由来有用成分・素材市場調査を実施 富士経済、2006年3月20日
 −コエンザイムQ10バルク市場は2010年に448億円規模へ−
 
特定保健用食品569品目、市場規模6,299億円に! (財)日本健康・栄養食品協会
 〜特定保健用食品の市場及び表示許可の状況について(2005年度)
 
医薬品ランキング ↑ このページの最初へ
国内
医療用医薬品国内売上高上位100品目 ユートラム、2007年11月15日

製品名(適応) メーカー 売上高
(単位、億円)
1 ノルバスク(高血圧治療薬:Ca拮抗剤) ファイザー製薬 1,340  
2 ブロプレス(高血圧症治療剤) 武田薬品工業 1,293  
3 リピトール(高脂血症用剤) アステラス製薬 947  
4 ディオバン(高血圧治療薬:ARB製剤) ノバルティス 890  
5 ニューロタン(高血圧治療薬:ARB製剤) 万有製薬 709  
6 メバロチン(腎性貧血) 第一三共 678  
7 リュープリン(前立腺癌・子宮内膜症治療剤) 武田薬品工業 643  
8 エポジン(遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤) 中外製薬 634  
9 ガスター(H2拮抗剤) アステラス製薬 622  
10 アムロジン(冠血管拡張剤) 大日本住友製薬 592  
11 タケプロン(消化性潰瘍用剤) 武田薬品工業 579  
12 モーラステープ(外用消炎剤) 久光製薬 561  
13 ベイスン(糖尿病) 武田薬品工業 557  
14 ミカルディス(高血圧治療薬) アステラス製薬 503  
15 アリセプト(認知症治療薬) エーザイ 497  
16 リポバス(高脂血症用薬:スタンチン系) 万有製薬 471  
17 クラビット(ピリドンカルボン酸系製剤) 第一三共 467  
18 オルメテック(アンギオテンシンII受容体拮抗薬) 第一三共 422  
19 パキシル(抗うつ薬) グラクソ・スミスクライン 420  
20 エスポー(赤血球増加剤) キリン 400  
 
全世界
世界の大型医薬品売上ランキング 2007 ユート・ブレーンLLC合同会社、2007年8月26日
 
2005年のランキングは40億ドル以上が9製品で2006年には15製品へ増えたが、2007年も同じく15製品で、超大型品は頭打ちの傾向が強まった。

 次の20億〜40億ドルの製品は、2006年の32製品から2007年には40製品に増えた。これは大型品の一部(抗うつ剤ゾロフト等)がジェネリックに切り替わって消える一方、バイトリン、スピリーバ、ミカルディス、オルメテックなど比較的新しい製品が20億ドル以上へランクインしたことによる。

 また、リツキサン、エンブレル、ハーセプチン、アバスチン、ヒュミラなどバイオの大型品はいずれも20%以上増え、さらに大型化が進んだ。20〜40億ドルの製品売上合計は、2006年の867億ドル(32品目)から2007年は1151億ドル(40品目)へ33%も増加しており、このクラスの大型品への集中度が高まっている。

 40億ドル以上の15製品の売上合計は、7%増の880億ドル。20億ドル以上の55製品の売上合計は20%増の2031億ドルに達した。

 参考 : 世界の大型医薬品売上ランキング 2006
      世界の大型医薬品売上ランキング 2005
 

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